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8月の鑑賞記録

(スリランカで撮った日本語の書いてある車)

またまた今更なタイミングでのアップなんだけど8月の鑑賞記録です。8月は…スリランカ行ったのがやっぱ一番大きかったかな。例のごとくギリギリまで行き先悩んでたから宿も前々日くらいにやっと取れたくらい。写真もいっぱい撮ったけど、どうまとめるかをずっと悩んでいる。旅についてこねくりまわす日々。スリランカカレーもいっぱい食べた。あと東京も行った。なすおやじのカレーとインドカレーを食べた。

■映画「みんなのいえ」

先月に引き続き三谷幸喜ブームの流れで。多分初見だったけど三谷的安心感で見れるやつだな。ちょっとだけ地味な印象。並。

■映画「変態だ」

雪山でよくがんばった!っていう以外に特に語れない。前野健太のライブ見てる方がいい。変態をタイトルとかに掲げるのって結構リスキーよね。

■映画「奇跡」

是枝映画の中では一番中途半端な印象。やっぱ子どもが主役だからかな。でも「誰も知らない」も子どもメインか…。とりあえずハシカンは子どもの頃からハシカンだった。

■映画「レディ・プレイヤー1」

飛行機内で見た、から画質が良くなかったんだけど、これはできればちゃんと大きい画面で見るべきよね。いろんな見方ができる作品だと思うけどなんとなく時代の終わりを感じた。過去の総決算的な。スマブラとかに出会った感覚に近いのかな。あぁ、もうこういうやつは過去のものになったんやな、的な。でも見てよかった。

■映画「幸せなひとりぼっち」

評判良かったので見てみた。でもだいたい予想通りの流れ。悪くないけど残らない。

■映画「15時17分、パリ行き」

実際に事件にかかわった人たちが演じた、っていうのを後になってから知ったんだけど、先に知ってたら感じ方も違ったのかな。個人的にはちょっと退屈だった。事実がベースになるがゆえのしょうがないところかもしれんけど。脚本・編集が合わなかったのかも。

■映画「ウィンターオンファイヤー ウクライナ自由への闘い」

あれ、全然内容覚えてないや…。デモとか民主化運動とかのドキュメンタリーは好きなんだけど、土地に対する前知識とか興味が伴わんとこういうことになっちゃうんやろうな。

■映画「嘘を愛する男」

飛行機で見た。ハマりそうで全然ハマらずにすり抜けていった感じ。釈然としない点が多かった。悪い意味で。

■写真展「十一月の星(内倉真一郎)」@EMON GALLERY

ひねりとかなく、ただただ神々しい作品群だった。普遍的なんだけど自分と遠い世界の出来事のように思えた。

■写真展「世界報道写真展2018」@東京都写真美術館

ストリートフォトグラフィーと近い部分があるんだけど、写真から感じられる「正義のために!」みたいな匂いがちょっと苦手だったかな…。そりゃあみんな正義なんだけど…その正義が誰かの足を踏んづけてるんだよ…なんて息苦しさ。

■写真展「地平」@CASE TOKYO

今回は同人誌の復刊?的な展示だったみたいだけど、なんとなくこの時代には合わないっていうか…古いことを形だけ踏襲してやってる感じがした赤鹿さんとかはここじゃない場で見たかった、地平自体のことをあまり知らんかったからパッと見た印象だけど。

■美術展「ゴードン・マッタ=クラーク展」@東京国立近代美術館

こちらもネットでさらっと見ただけの事前知識だったからほぼ現場での直感的な印象だけど良い感じがした。ただしどう良かったのかをじっくり立ち止まって考えるには物量が多すぎた。もっと小難しいコンセプチュアルな作品かと思ってたけど、アナーキーなものが多かったかな。

■美術展「『絵と、 』vol.2 藤城嘘」@gallery αM

なんとなく興味で見に行ってみた。ただ少ない枚数では感じられることも少なく、なんとも消化不良な印象。ただ、机に置かれていたポートフォリオみたいなので彼のこれまでの作品を振り返ることで、(明文化されてるわけじゃないけど)文脈的なものが見えて来た気がする。とりあえずさくっとした印象で終わったけど9月にカオスラウンジとかゲンロンとかに関係する情報を集め始めたきっかけにはなったかも。

■ライブ「阿部芙蓉美と三輪二郎」@下北沢440

(昔近くに住んでたから)440とかめっちゃ久しぶりやな〜とか思いながら冷房が寒いなか、クールで熱い三輪二郎を聞いた。6月に前野健太と大森靖子聞いてその変化を感じたけど、三輪二郎はずっと三輪二郎やってるなぁ。ゆるさと力強さがあり、でも無駄がない。そう、三輪二郎のギターには無駄がないんだよ。テクニカルでかっこいいんだけどすべてが必要で必然の音だったと思わせてくれるようなビシッとした音。素敵や!阿部さんももうちょっと色々聞いて見たくなった。

■エッセイ「他人の始まり 因果の終わり(ECD)」

亡くなるちょっと前のECDの日記。まさに植本さんの逆側から見てる感じで不思議やな。彼の本読むまで全然そういう印象なかったけど家族あってのECDやったんやなぁ…。自殺してしまった弟さんについてももうちょっと知りたい。

という感じで平成最後の夏はモヤモヤしておりました。年号については廃止派です。

7月の鑑賞記録

前回に引き続き鑑賞記録です。7月は特に映画ばっかりだなぁ。Netflixのおかげで飯食うときはだいたい映画観てるんだけど、その分本を読む時間が全然なくなってしまった。ネットの記事とかは毎日何かしら読んでたりするけど溜まった本も読み進めたいな。

■映画「バウンス ko GALS」

昔見たような気がしてたけどたぶん見てない。おそらく同時代に同世代として見てたら嫌悪してたけど今見るとキラキラした青春、て感じで良かった。昔の日本映画ってなんであんなに芝居掛かった芝居するんやろ。そういうものとして見れるからいいんだけど今とは芝居の温度感ってだいぶ違うんやろうね。

■映画「裸足の季節」

これもある意味青春映画やね。ヴァージンスーサイズっぽいなって思ったけどこれはこれでよかった。閉じた世界が少しずつ広がっていくワクワクとドキドキ。俺にもあんな少女だった時代があったんかな。ないやろうな。

■映画「そこのみにて光輝く」

暗めの男女のいろいろある映画。嫌いじゃないんだけどぐっとくるところはあまりなかった。ありそうでなさそうな感じがするけど実は結構見かけるタイプの映画、なのかもしれん。

■映画「みなさん、さようなら」

同名の邦画があるみたいだけどこれは洋画の方ね。がんこなおっさんとか出る映画はたぶん好きなんだけどこれは全然ピンとこんかった。最後はなんかあるか、って思ったけど全然ダメやったわ。

■映画「夜は短し歩けよ乙女」

原作読んでないけど湯浅政明監督作品として観てみた。でもダメやったわ。興味ない人の夢の世界を見せられてる感じで最後まで興味持てんかったしノリが苦手やった。

■映画「スクリーム」

いまさら!スクリーム初見です。映像の質感とかチープっぽいホラーさは好きだったけど結局落ちがああいう胸糞悪い系な映画なんやね。胸糞系ならファニーゲームが君臨してるから勝てんよなぁ。amazonで2作目のレビューを軽く覗こうとしたらタイトルに犯人書いてるレビュアーがいて最悪な気持ちになったからもう2は見ないと思う。あほ。

■映画「ピンクリボン」

ピンク映画に関するインタビュー集みたいなやつ。よく考えたらそんなにピンク映画について知らんし淡々と進んでいってイマイチやったわ。

■映画「OCD メンタルクリニックは大騒ぎ」

気軽に見れる感じのコメディー、気軽に見て終わった。ちゃんとオチもつけてて悪くないけど特別面白いわけでもない。

■映画「アルファ碁」

これは映画として、っていうより題材に興味があったから面白かった。新しい時代にみんなで進んで行ってる感じがワクワクできて良かった。碁のルールはよく知らん。ドキュメンタリーとしての独自の工夫とかも特に感じなかった。

■映画「海よりもまだ深く」

非常に地味な作品なんだけど是枝映画のなかではこれが1番好きやな。「歩いても歩いても」もいいけど。ディテールの描写とか小さな会話のひとつひとつが良くて、なんでもない日常をしっかりと肯定的に見せてくれるいい作品。阿部寛がピタッとはまってるしね。阿部寛ってこうしてみると日本映画界ですごく稀有なポジションやな。サイトも軽いし。

■映画「あん」

樹木希林2連チャンだけど雰囲気はまた全然違う。でも年輪ぐるぐるな感じっていうか、塗り重なった層の重みみたいなのはあるよね。ただし映画としては後半の展開がパッとしなかった。主役の永瀬正敏含めキャラはいいんだけどなぁ。

■映画「軽い男じゃないのよ」

急に性別の価値観がガラッと変わっちゃう系映画(そんなジャンルあるんか)。今の時代っぽいけど可もなく不可もなくな作品。わかりやすいけど深くもない。

■映画「聲の形」

ギリギリのラインで入り込めなかった感じ。結局いい話系映画なんかぁ、って残念な気持ちになった。そして否定しにくいテーマだからこそ…はいそこまでよ、って閉ざされてる気がした。

■映画「バード・ショット」

フィリピンの不幸な話。否定はできないけど共感もできない。判断を誤った主人公が結局悪い。

■映画「おいしいコーヒーの真実」

他にも類似した作品はあるけど実は産地は苦しいんだぞ、な映画。毎日コーヒー飲んでる身としては知らんといかんことかもしれんけれど映画として想像の域を超えるような場面や展開はなかったかな。

■映画「カメラを止めるな」

一応名古屋での上映初日に観に行った。東京とかで評判良くてジワジワ広がってきてるけどシネコンとか全国展開とかはまだ、っていうタイミング。最初の映画内映画部分がちょっと長く感じたけど全体的に面白かった。他の人も指摘してたけど三谷幸喜的な感じやね。作品の性質上リピーターも多いみたいだけど、あまり内輪笑いになるのは好きじゃないからたぶんいかない。でもこういうインディーズ映画が盛り上がるのはすごく嬉しいことやね。シネマスコーレは引き続きこういうマイナー映画文化拡散の地であってほしい。

■映画「私が、生きる肌」

オープンユアアイズとかに似た観後感。スペイン映画独特の世界観なのかな。ジャンル的には好きなんだけどこれはそんなにはまらなかった。話はうまくまとまってるんだけどなぁ。

■映画「ラジオの時間」

昔見た気がするんだけど、カメ止め見てあらためて見直して見た。よくできてる映画。きれいな映画。たぶん本能的にはそういうきれいにまとまった映画は好きじゃないんだけど、三谷映画は好き。なんだかんだでマイノリティーなキャラも横柄なキャラも平等にハッピーになる、ある種の宗教物語的な展開に安心してるんかな。

■映画「テイク8」

同じくカメ止めの流れで見た同監督の過去作品。youtubeに上がってた。でも別に見なくてもよかったかな、というくらいのこじんまりした作品。芹澤興人はどの映画で見ても同じキャラな感じで素晴らしいんだけど。

■映画「リトル・ダンサー」

有名作品だけどずっと見てなかった。まぁストーリーはシンプルなんだけど(ジャケ写1枚見たら想像つく感じ)、T-REX好きだから2割り増しくらいに良い話に見えたかも。ヒップホップダンスがテーマだったら全然感じ方も違ったんだろうなぁ。

■映画「オーシャンズ11」

これも有名だけど未見だった。まぁ、安心して見れるエンタメ作って感じ。

■映画「点」

なんか短いやつがnetflixにあったから見てみた。さらっとして特に何も残らなかった。

■映画「アンビリーバブル号の財宝」

ダミアン・ハーストの作品にまつわるフェイクドキュメンタリー。っていうことを知ってみたらすごくつまらなかった。でも何も知らずにこの作品を見ようとも思えないので何かが矛盾している気がする。現代美術作品の価値を揺さぶる、っていうのは面白いテーマなんだけどね。

■映画「学校」

山田洋次はずっと山田洋次なんだなぁ。ほのぼのする。田中邦衛もずっと田中邦衛でよかった。

■映画「ミッドナイト・イン・パリ」

評判が良さそうだったから見たんだけどイマイチぴんと来んかった。パリとかが体質に合わんのかな。

■写真展「STAND HERE(稲川有紀)」

on readingでやってた写真展。スペースの都合もあるのかもしれんけど作品点数が少ないとそれらがすごく象徴的な見え方をするから、そこが作者側にも鑑賞者側にとっても難しいところだと思う。トークとか聞けばまた別の感じ方するのかな。展示だけだとちょっと物足りなかった。もやっとする作風は好き。

■エッセイ「失点イン・ザ・パーク(ECD)」

これも昔読んだ気がしてたけどたぶんそんなことなかった。客観的に見るとかかわりたくないアル中、っていうだけなんだけど、それをほっとけなくさせるのがエッセイっていう形態の力だったり著者の筆力だったりするんだろうな。まぁとりあえず植本一子氏の本読んだ後に見ると時系列もバラバラになって客観的には見れんわ。そして何より本人が最近亡くなったっていう事実は絶対に無視しては読めないし。がんばったECD。おつかれECD。

■批評雑誌「アーギュメンツ#2」

先月に引き続きちびちび読んでる批評誌。あいかわらずとっつきにくい文体だけど#1より興味を持てるテーマも増えて読み応えがあった。シェルパと道、三脚と映像の関係、バンギャ文化とか、みんなすごくいいところに着目してるなぁ。

という映画寄りな7月。飯食いながら見てるせいなのか、テキトーに見てテキトーな感想しか持てなかったものが多いのは残念。完全に自分が悪い。せっかく見るならちゃんと向き合わんともったいないなぁ。最後に最近見つけたシンガーソングライターを2選。どちらも初々しさといろんな可能性があって今後が楽しみ。ライブ見たい。

「邪悪な国」ふゆふきうどん

小棚木もみじワンマンライブ 2016・9・9 (fri)

6月の鑑賞記録

6月の岐阜

6月の岐阜(左の写真と同日)

最近、数年前よりは色々なものを観たり聴いたりできてるんだけど、なんか記録しておかないと忘れてしまいそうでもったいないのでちょっと振り返りつつ記録してくことにした。大半は映画の鑑賞記録になると思います。まずはちょっと前になるけど6月から。(それ以前はもう忘れた)


■ドラマ「ブレイキングバッド」

そうそう、6月はこればっかり観てたしこれについては以前日記で書いたからいいや。全部見ると長いけど面白い。面白いけど長い。スピンオフ作品の「ベター・コール・ソール」はまだ観るかどうか迷ってる。

■ドラマ「センス8 完結編」

一応シーズン1と2観てたからその流れで観たけど、話が同時並行しすぎてよくわからんし都合が良すぎるストーリーに途中から共感できなくなってきたのでなんとなく観た感じ。

■映画「万引き家族」

カンヌ受賞で話題になってたあれね。公開初期に映画館で見た。面白かったけど是枝作品でナンバーワンかというとそうでもない気がする。安藤サクラはどんな役でもハマるなぁ。

■映画「夜明け告げるルーのうた」

同監督のデビルマンシリーズが面白かったので、評判が良かったこちらも観てみたけどイマイチ自分には響かんかった。アニメとして動きが楽しいのはわかるけどストーリーが単調すぎるのかな。

■映画「リンガー」

噂のマサラ上映形式で観たインド映画。まぁインド映画としてのポイントは押さえてるけどそれ以上の驚きとかはなかった。みんなマサラ上映ビギナーばかりで控えめだったせいもあるのか。やっぱインド映画はインドで見るのが一番楽しいんだと思う。

■批評雑誌「アーギュメンツ#1」

こんなにネット通販も発達した時代なのに手売りしかしないことで話題になったやつ。名駅裏で売人に接触して購入。#1から少しずつ読み始めたんだけど批評ってやっぱ独特の文体が読みづらくて難しいね。おそらく2〜3割くらいしか理解できてないけど、ある対象を理屈でこねくり回して新しい価値を見出そうとしている様子は非常に興味深い。意外と身近なものもテーマになるもんやなぁ。いつかまた読み返したい。赤瀬川原平についてももっと知りたい。

■エッセイ「超歌手」

同名を肩書きとして掲げる大森靖子のエッセイ的なやつ。強めの言葉で綴られているけど根底にある誠実さのようなものはすごく感じた。ピュアよね。

■ライブ「大森靖子@Electric Lady Land 」

そしてちょうどライブをやってたので観に行ったわけですよ。たぶん大森靖子のライブを見るのは4〜5回目くらいだけど年々客層が若くてポップになっていくなぁって感じる。大森靖子とファンの間には何かガッチリと強い絆のようなのものが生まれてて、自分はそれを蚊帳の外から見てるような…アウェイに来ちゃった感強い。昔は大森靖子自体がどこにいても「私はアウェイから歌ってるぞ!」って感じでそれがかっこよかったのに。とはいえこのカリスマ感はすごい。

■ライブ「前野健太@jammin’」

さて、大森靖子と同じくらいの時期から聞いてる前野健太だけど、彼も歌唱法のクセがすごく強くなったなぁと感じる。大森靖子が”超歌手”という肩書き掲げるようになったくらいに、前野健太は逆に”歌手”という昔ながらの役割にこだわるようになった(と思う。何かのインタビューで読んだ)。この対比は面白い気がする。最近はあまり絡みなさそうだけど、どうなるか楽しみな二者。でもどちらもアルバム2〜3枚目くらいが一番好きだったなぁ。。。童貞フェラ事件以降すっかり隠遁しちゃったけどやっぱり松江哲明の映像にいる前野健太が好きなんだよ。「ライブテープ」も「トーキョードリフター」も「DV」も良かった。松江さん、フェラして許してもらったらまた撮ってくれよ。

追記:■ドキュメンタリー「あっちゃんと翔平(ザ・ノンフィクション)」
おっと、これを忘れとったわ。twitterでたまたま知ったんだけど、なかなか香ばしい女性のドキュメンタリー。結婚はしないけど子どもは欲しい、という現代ならそれなりに受け入れられそうな生き方だけど、話が進むにつれて色んなエゴが出て来て…直接関わると大変そうな方だけど人間くさい感じは見てて面白い。一緒に暮らすことを断られたあと、精子提供者に対して「もったいないねぇ〜」と連呼するシーンがこのドキュメントのサビやね。グルーブでとったわ。twitterでも書いたけどザ・ノンフィクションは東海でも放送してくれ。

Diary : ブレイキング・バッド見たよ

未発表シリーズ『1LDK』より

いま海外ドラマにはまってます!とかよく聞くじゃない。でもそういうときによく名前があがる定番の「24」とか「ウォーキング・デッド」とか「プリズンブレイク」とか「ゲームオブスローンズ」とか…一個も見たことなかったんよね。なのでなんか見てみようと思って調べて、結局上記のいずれでもない「ブレイキング・バッド 」を観た。海外ドラマのランキングとかでは必ずと言っていいほど上位に食い込むスーパー人気ドラマだったっぽいんだけど、日本での知名度は低くない?俺が知らんかっただけかな。

で、率直に面白いと思ったんだけどやっぱ長いわ。5シーズンあったから過去に見たドラマシリーズとしては最長かも。徐々に面白くなる、っていう評判だったけど長えな、って気持ちも段々増していったからプラマイゼロで推移していった感じ。2時間映画×シリーズ3本とかにしてくれたらちょうどよかったかな。BTTF(バックトゥ〜)みたいな感じで。そうそう、このドラマ、BTTF感けっこうあるよね。ウォルターとジェシー見てるとやっぱドクとマーティ連想するやん。多少は意識してる部分とかあるのかな。BTTFの二人はこんなに殴り合ったり憎しみあったりせんけどさ。この感情むき出しでケンカとかするのはブレイキング・バッドの特徴やね。登場人物みんな魅力的で面白いんやけど、漏れなくクズな一面とか頑固すぎる一面、クソなふるまいとかがあって誰も好きになれんかったわ。主人公のウォルターですら「そこは折れとけよハゲ!」な場面が多々あるし。まぁそういうのをひっくるめた人間ドラマとして面白いんやけどね。

Netflixではスピンオフドラマの「ベターコールソウル」やってるけどたぶんしばらくは見ん。もうちょっと短く終わるやつがいいな。Netflixでは「13の理由」「ストレンジャーシングス」「センス8」「ブラック・ミラー」「このサイテーな世界の終わり」「サイテーハイスクール」「ハノーバー高校 落書き事件簿」見たけど誰か他におすすめある?こっそり教えてね。短いのがいいならやっぱ映画の方が自分には合うんかもね。映画館行く頻度は減ったけど見たい映画は日々増えていく一方なのでじっくり楽しんでいこう。

そういえば近所の映画館でバーフバリオールナイトイベントあったけど、一般販売は7分で完売したらしいので潔く諦めた。インド映画はやっぱりインドで見ないといかんよ、と自分に言い聞かせる。言い聞かせた。言い聞かせてたけど、ちょうどタイミングよくやってたリンガーっていうインド映画のマサラ上映に行きました。マサラ上映ってのは声出したり踊ったりクラッカー鳴らしてもいいやつね。場所がシネマスコーレだったからなのか、手作りのほのぼのしたマサラでした。マサラタウンに、さよならバイバイ。俺はこいつと、旅に出る。

P.S. 最近フィルマークスもはじめました。
http://filmarks.com/users/Mankichi

Diary : 雑記 of 雑記

SNSは移り変わりが激しく、そのハコ(メディア)自体がオワコンだとかなんとか言われて飽きられたりするけど、自分にとっては年々利用度が上がってきている気がする。特にtwitterとか情報収集の手段としてはすごくいいプラットフォームになってる。で、毎日のように色んな情報追ってると目につくのはお互いの足ひっぱりあうような不毛なコミュニケーションよね。大小色んな発言とか行動とかが日本中、世界中で炎上してんのよ。それが明確に白黒つくような良し悪しの問題なら「またちゃんとしようね」って感じでするっと見過ごせるんだけど、ほとんどはそうじゃないんよね。どっちの言い分もわかるし、間違ってないよなぁ、みたいなことはよくあるし、逆に「え、この人がこんなこと言うんだ」みたいな失望とかも。まぁそういうのが面白くもあるんだけど。で、自分の中のモヤモヤした感じを晴らそうと発言を辿っていくと結局その一連の発言だけでは何とも判断できず、背景とか前提とされてる認識とか常識とかを整理せんといかんのよね。いわゆるあれだ、コンテクストとか文脈とか言われるやつさ。理系的には公理系とかそういうやつ?社会ってそういう「これはこうです、ってことにします」の積み重ねでできてるのはわかるんだけど、非常にうさんくさいよね。解釈なんて微妙なニュアンスの違いでダークグレーがライトグレーくらいにはなるし、ライトグレーとかほぼオフホワイトだしそれって白じゃん。え、じゃあ白なん?とか考えてたら余計にモヤモヤするから現代人みんなで一緒にビッグバンから見つめ直そう。はいまずビッグバンありました、素粒子とか生まれました、分子ができて水が生まれ生命がなんたらで…え、そもそも本当にビッグバンあったん?ありよりのあり?なしよりのありくらいじゃない?見たん?自信持って言える?言えんのやったら言うなや。はい、ビッグバンはなかったです。じゃあなんなん。とか宇宙の起源を考えてると目の前のクソみたいな政治の汚職とかどうでもよくなるよね。ならんか。ならんな。だからあれだ、結局少しでも自分自身が謙虚に、誠実にあろうとするしかないと思うんさ。言い換えれば「正義を自称しないこと」かな。「我こそが、正義の味方、ナンタラマンだ!」みたいなのはみんな信用できんやん。悪役になるつもりはないけど”正義”は倒したい。倒す。モヤモヤさせて立ち止まらせて悩ます。そんな作品をつくりたいです、はい。的なことを日常のなかとちょっと前にある小説を読んで思ったのでした。大江健三郎の短編「人間の羊」というやつね。多分大学生のときにも読んだけど、最近出た自選短編集で読み直してあらためて普遍的な物語だと感じた。作品自体は60年も前に書かれたものだけど「正義」との対峙についてすごく象徴的なモチーフでわかりやすく表現されてる。オーケンについては賛否色々あると思うけど特に初期作品は好きです。ぜひご一読を。あれ、そんなことが言いたいんだっけ…。この作品についてはわかりやすく解説してるブログがあったのでそちらをご覧ください。じゃあ最初からそこのリンクだけでいいやん。とか言われそうなので自分の撮った写真貼っときます。最近岐阜をトボトボ歩きがちです。

Exhibition : Athens Photo Festival 2018 Satellite Programme "Pale Red Dot" (Athens)

もうすでに始まっちゃってますが、Athens Photo Festival 2018のサテライトプログラムとしてメイン会場周辺のギャラリーで行われている企画展に参加しています。Pale Red Dotという企画展で日本人13人の作品が集っています。とはいえ完全に向こうから誘われたものではなく、Athens Photo Festivalのメインエキシビションの公募でショートリストに選ばれた日本人に声かけてるっぽいです。受賞を逃したのは悔しいけど面白いメンツの中に入れたのは光栄なことです(画像参照:代官山フォトフェアのときと同様、またまたR氏と並んでます 笑)。現地の様子とか見たいけど…運営のレスポンスあまりよくないからなぁ…一応おねだりしてみよう。たまたまギリシャにいるよ、って方はご連絡ください。よく考えたら今年初めての展示だな。

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