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Diary : 正しいエレクトリシティのしびれ方

最近毎日1回はこれを聞く。Captain BeefheartのElectricityって曲。バンドの15年か20年かのキャリアの中でもかな り初期の曲なんだけどこれが一番好き。いや、二番くらいかも。まぁ、好き。そもそもこのバンドのガシャガシャした感じが好きだから全体的に好き。何かメイ ンの楽器があってそれをサポートする感じで他のメンバーがあわせていくっていうよりそれぞれがグイグイ主張する感じが好き。ジャズとかでよくある形式的に ソロを回していく感じは嫌い。なんか予定調和感が強くて…。まぁそこにも様式美のようなものはあるんだろうけど。

この曲は(特にCDに入っ ているバージョンのやつは)ちょうど歩調に合うから歩くとき俺がエレクトリシティだ!感があって良い。ペラペラしたギターも、タムやシンバルの数が最小限 な感じのドラムも良い。ピンポイントな言い方だけどメインのリズム刻むときのハイハットがしっかりミュートされて次の音にいくもったり感も良い。陽気な ベースも良い。なぜか効果的に使われるテルミンも良い。隊長のリズムをあえて引き止めるようなボイスも良い。

で、いろいろ探ってると誰かがつくったリミックスバージョンを発見。ビートが人工的になっちゃうのは残念だけどこれはこれでいい。

そしてさらにソニックユースがカバーしてるバージョンも発見。ソニックユースにしてはけっこう原曲に忠実にカバーしてる感じじゃないだろうか。これはこれでいい。

でもそこじゃないんだ。今日ほんとうに言いたかったのはこっち↓

なんか…いいじゃないか。二回見た!こういう音楽は本来こうやって聞くもんなんだよ。「プッチョヘンザ!プッチョヘンザ!」とか言われてみんな一緒 にタオル振り回すようなもんじゃないんだよ。「おどれー!」とか言われて踊るようなのは音楽の力じゃないだろ。極め付けは「さわげー!」とかいう輩、ああ いうやつらは早く帰れ。

まぁこの映像ももちろん撮ることを多分に意識しながらやってるものだと思うけどあんまり人様に見せるような動きじゃ ないものをさらしてる感じがいいね。ついつい一人だとやっちゃう感ね。中高生とかが何かに目覚める瞬間はこうであってほしいね。青春じゃないか。「マイマ ザー、マジありがとう」とかじゃなく言葉にできない衝動があるって…素敵やん。俺は座って聴くけど。