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11〜12月の鑑賞記録

皮肉も込めて言うけどもう"新しい日常”になってるんだなぁ…。自宅に居る時間も長くなって季節感も狂う。このブログに向き合う度にさらに時間の流れに違和感を感じる。もっとダラダラ文章書きたいと思いつつ何も書けない気もする。

■映画「生きちゃった」@Netflix

物語的にはなんか物足りなくてしっくりこないけど、仲野太賀の表情は全体的にいい緊張感があった。どうでもいいけど大島優子はこういうところにピタッとはまる女優になったんだな。

■映画「ボクたちはみんな大人になれなかった」@Netflix

原作も以前読んでたけど詳細は覚えてなかったな。でも結構映像にしやすいテーマだったし、時代感の詰め込み方含めてよく構成されてたと思う。大人になれてない、高校生くらいから根っこは変わらない、という感覚は自分にもある。どうでもいいけど大島優子はこういうところにピタッとはまる女優になったんだな(2回目)。

■映画「風が吹くまま」@Amazon Prime Video

最近見たいくつかのキアロスタミ映画のなかでは一番好きだな。大した話ではないけど一応話の軸があって、そこに会話や動きのエッセンスがあって味付けされるシンプルな料理というか…。ロケーションの力もあるけどちょいちょい小動物のフレームインの仕方がいい味出してる。

■映画「レネットとミラベル/四つの冒険」@Amazon Prime Video

チープだけど独特のリズムと会話の面白さがあっていい。これまでにみたいわゆるヌーヴェルヴァーグよりもずっと見やすかった。このミニマムな感じは色々影響受けてる監督も多そうだね。

■映画「パリのランデブー」@Amazon Prime Video

レネット〜よりも恋愛要素強め。こっちがこの監督の本筋か?基本的には似たような世界観だけどレネット〜の方が好きだったな。

■映画「トゥルーノース」@Netflix

北朝鮮の収容所を舞台にした3DCGアニメ。見た印象は少し前に見たアフガンのアニメに近い。事実として知ることは大事だと思うけど、あの粗いポリゴン表現にどんな意味があったのかはよくわらなかった。あと英語ベースなのはやっぱり違和感あるな。

■映画「サイダーのように言葉が湧き上がる」@Netflix

ザ現代、って感じの世界観でティーンにはいい感じで影響しそう。日本のローカルの青春を肯定的に描いてるっていうか。ただ、ストーリーとしてはちょっと薄い気がした。一部のキャラも中途半端な設定のまま終わっちゃった感じがするし。

■映画「眉村ちあきのすべて(仮)」@youtube

構成はいわゆるB級インディーズなんだけど、こういうストーリーを可能にしちゃう眉村ちあきの存在そのものがもう圧倒的よね。フィクションドラマ仕立てでもドキュメンタリーとして成り立つっていうか。

■お笑い「ドキュメンタル シーズン10」@Amazon Prime Video

うーん…もう企画的に行き詰まってる気がする…。毎度見る方も見る方なんだけど。

■ドラマ「ペーパーハウス シーズン5」@Netfilx

おぉ…ついに終わってしまった。脱出の方法には今まで触れてこなかったけどああいう形で締めくくるか…なるほどなるほど。戦闘シーンとかに違和感もあったけど、人間ドラマを中心に描くならそれもよしとするか。きちんとみんなそれぞれにスポットが当たる感じも良かった。

■映画「街の上で」@Netflix

好きとか好きじゃないとか、相変わらずの今泉監督っぷり。ただ、ちょっとインパクトに欠けるかな…。同監督の過去作と同じような印象。下北ってところは個人的にウッとなるけど。

■リアリティショー「バチェラー シーズン4」@Amazon Prime Video

あえてネタバレはしないように書くけど…まぁオーソドックスに進んだな、って感じ。最近けっこうどんでん返しけいの終わり方だったので。

■映画「ドロステの果てで僕ら」@Netflix

よく考えてよく撮ったな…ヨーロッパ企画ってあんまり知らなかったけどこういうのやってるのか。テレビとかモニタのケーブルが長すぎたことへの説明がなかったのは残念。

■映画「浅草キッド」@Netflix

期待してなかったけど人情物としてしっかりつくられてて面白かった。北野映画の世界とは全く別な感じなんやね。

■映画「ミセス・ノイズィ」@Netflix

騒音おばさんをモチーフに色々独自の広げ方をした感じだったけど、なんとなくどの人物にも共感させようとして結局中途半端な印象が残ってしまった。

■映画「東京ゴッドファーザーズ」@Netflix

季節モノということでクリスマス前後に。前回見たのがもう随分前なので全然覚えてなかったけどまぁまぁ楽しめた。やや地味かな。

■映画「滝を見に行く」@U-NEXT

タイトルや予告のイメージ通り、おばちゃんたちが滝を見に行く過程のああだこうだを描いた作品。まぁまぁ。

■映画「リリイシュシュのすべて」@U-NEXT

好きでもう何回も見てるから新鮮さはまったくないんだけど、久しぶりに見るとやはり暗い気持ちになるね。そしてみんな若い。

■映画「ドント・ルック・アップ」@Netflix

皮肉が効いてていいね。シリアスなんだかコメディなんだか…もうちょっと振り切ってもいいような気がした。おろかわいい(愚かでかわいい)人類の滅亡。

お別れの一曲はスーパースポーツから。曲もMVもいい。はっぴー!よいお年を。